石井直樹のお気楽ブログ76

介護職員の給与について。各メディアが報じている通り低賃金なのです。僕が経営する介護のハッピー合同会社の初任給は、20万円。月に10日のお休みが付与されていて、月に20日くらいの勤務があるので「1日働いたら最低1万円は稼がなきゃ」との思いで20万円となりました。

それでも、僕が20年以上前、最初に就職した食品メーカーの初任給より低い。

 

社長である僕も、みんなと同じ給料で働いていますから、20年以上たっても最初の給料より安く働いています。弊社は年間休日、120日ありますので休みは多いです。時給換算したら少し良いかも…。

 

それにしても低賃金であることは違いありません。社長としてまっとうな給料を支払いたい気持ちはあります。が、デイサービス事業所の売り上げのほとんどは「介護報酬」となっています。これは介護保険制度で決まった報酬となっています。国の社会保障費が増加している昨今、「介護報酬」下がる傾向にあります。報酬が十分でなければ、給与も上げようがないのです。

 

泣き言ばかり言ってられません。介護保険事業所は「介護報酬」に頼るばかりではなく、ほかのビジネスでの売り上げなど「自主財源」を確保する必要に迫られているかもしれません。